過去データで競馬予想

中央競馬の重賞を過去のデータのみで予想します

【天皇賞•春2020】3着内にくる条件を実績から考えてみた-前走よりも前々走に注目

こんにちは、むとこうと申します。

このブログでは、中央競馬の重賞を過去データから予想していきます。

オカルト的な要素もありますので、暇つぶし程度にご覧くださいね。

 

今回は日曜日の天皇賞•春で馬券になる条件を過去の実績から考えていきます。

 

その他の天皇賞•春に関する記事はこちら↓

【天皇賞•春2020】枠順によるサインを調べてみた-1枠と8枠の3着内が堅すぎる⁉︎ - 過去データで競馬予想

 

目次

 

結論

先に結論からです。

実績、ローテーションから考えると、

キセキ

が買い!

 

重賞勝ちor同年の重賞連対が必須

2010年から昨年までの過去10年間で、

3着内に入った馬30頭の内25頭が

重賞勝ち馬

でした。また、それ以外の5頭の内3頭が

同年の重賞で連対(2着)

がありました。

 

基本ですが、重賞勝ちの実績は必要ですね。

勝てないにしろ、前走あるいは前々走で重賞2着になるくらいの力は最低限ほしいです。

 

ただ、これってほとんどの出走馬に当てはまるんですよね…

過去10年間の出走馬を全頭調べたわけではないですが、そもそも実績ない馬は出走しないはずなので…w

 

で、じゃあなぜこのデータを取り上げるかというと、穴人気しそうな馬がこのデータに該当しないからです。

それは、

エタリオウ

です。

ご存知の通り現役最強の1勝馬ですw

菊花賞ではフィエールマンとハナ差の2着でしたし、それを含め重賞2着が4回ありますが、

ここ1年間は3着内がありません。

今回も厳しいのではないかと思います。

 

その他、このデータに当てはまらない馬

オセアグレイト(回避濃厚)

シルヴァンシャー

タイセイトレイル(回避濃厚)

ハッピーグリン

メロディーレーン

 

前々走G1出走馬

3着内にきた馬の前走の実績を調べてみました。

過去10年の1〜3着馬の前走データ

阪神大賞典(4.2.5)

大阪杯(2.3.0)※2017年からG1

日経賞(2.2.2)

京都記念(1.1.1)

その他(1.2.2)

 

前走の着順に関しては、着外からの巻き返しも多数ありましたので、気にしなくてもよさそうです。

ただ、これだけ見ても、まあ当たり前のようにいわゆる前哨戦を使った馬が高成績です。

 

さらに絞るために過去10年の3着内馬の前走だけでなく、前々走も調べてみました。

前々走のデータはこちら↓

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赤字がG1です。レース名の後の数字が着順です。

は前々走ではなく3走前がG1でした。

 

これを見ると、連対馬20頭中14頭が前々走G1出走馬です。特に近4年は100%連対しています。

前々走に秋のG1に出走した馬が、一度叩いて天皇賞•春でも上位にくるという流れですね。

特に

前々走が有馬記念は、過去10年で8頭が連対

という高成績です!

3走前が有馬記念の馬まで含めると2013年を除き毎年連対しています。

 

そして、今年の登録馬で前々走が有馬記念の馬は、

  • エタリオウ
  • キセキ

の2頭のみです!

ただ、エタリオウは先に紹介したように重賞勝ちもしくは同年重賞2着がありません…

そうなると、残るのはキセキのみということに…

 

キセキの連対は堅いのかも⁉︎

 

ちなみに、

※フィエールマン…前走が有馬記念

※スティッフェリオ…3走前が有馬記念

と前々走だけに絞らないと有馬記念組は2頭増えて計4頭です。こちらの2頭も抑えが必要かもしれません…

 

まとめ

3着内の基本条件として、

  • 重賞勝ち
  • 同年の重賞2着

のどちらかが必要!

また、前走ではなく、前々走に注目すると、

  • 前々走G1出走馬が近4年連対率100%

特に有馬記念組は、

  • 過去10年で8頭連対

3走前が有馬記念の馬まで含めると、

  • 過去10年中9年で連対馬が出ている

今年の有馬記念組は、

  • エタリオウ
  • キセキ
  • スティッフェリオ
  • フィエールマン

だが、前々走が有馬記念で、重賞勝ちの条件を満たしているのは、

キセキのみ!

 

キセキを管理する角居厩舎は来年2月で勇退のため、最後の天皇賞•春になります。

文字通りキセキが奇跡を起こすことに期待したいです!