過去データで競馬予想

中央競馬の重賞を過去のデータのみで予想します

【天皇賞•春2020】フィエールマンの連覇の可能性を考える-過去の連覇馬との共通点

こんにちは、むとこうと申します。

このブログでは、中央競馬の重賞を過去データから予想していきます。

オカルト的な要素もありますので、暇つぶし程度にご覧くださいね。

 

今回は日曜日の天皇賞•春で連覇を狙うフィエールマンについて考えていきます。

 

その他の天皇賞•春に関する記事はこちら↓

【天皇賞•春2020】枠順によるサインを調べてみた-1枠と8枠の3着内が堅すぎる⁉︎ - 過去データで競馬予想

【天皇賞•春2020】3着内にくる条件を実績から考えてみた-前走よりも前々走に注目 - 過去データで競馬予想

目次

 

結論

またしても先に結論から。

フィエールマンの連覇の可能性は限りなく高い!

 

理由を説明していきます。

 

1. 連覇した馬との共通点

天皇賞•春を連覇したことがあるのは4頭

これらの馬の共通点は、

  • 4歳から5歳にかけての連覇
  • 4歳時の勝利は2番人気以内

※旧馬齢5歳も4歳としています。

 

昨年、フィエールマン4歳かつ1番人気で勝利したので、連覇の4頭との共通点を満たしています。

 

2. 2番人気以内で勝った4歳馬の翌年成績

では、この4頭以外で、

「2番人気以内で勝利した4歳馬」の翌年の天皇賞•春の成績はどうだったのでしょうか?

実は、連対率100%(4.2.0.0)なんです。

 

フィエールマン以外で2番人気以内で勝った4歳馬は過去13頭います。

グレード制導入の1984年以降

f:id:m610610:20200430211023j:image

翌年も出走した馬は半数以下の6頭しかいません。

(表で赤字の馬、ライスシャワーは翌々年に1着)

連覇の4頭以外の、

メジロブライト

メイショウサムソン

はともに2着でした。

 

また、この2頭は4歳時の天皇賞•春は2番人気での勝利だったため、

「4歳時に1番人気で勝利した馬」

に限定すると、勝率100%です!

(メジロマックイーンテイエムオペラオー)

 

これはフィエールマンには力強いデータです!

 

3. 1番人気で勝った馬の共通点

また、年齢に関わらず、1番人気で勝利した馬には共通点がありました。

  • G1を計3勝以上
  • その後1年以内にG1勝利

f:id:m610610:20200430222702j:image

この後、G1出走がなかったミホシンザンスーパークリークを除く全頭が1年以内にG1を勝っています。

テイエムオペラオーは2回目の勝利後はG1制覇なしですが、1回目の後に勝っています。

 

フィエールマンのG1勝利は菊花賞天皇賞•春の2勝です。

当然、昨年の天皇賞•春からG1を勝っていないので、1年以内にG1を勝つならば今回ということになります。

 

過去20年の1番人気勝利馬

余談ですが、過去20年で1番人気で勝った馬は、昨年のフィエールマン含めて4頭です。

フィエールマン以外の3頭の

にはJRAのG1を7勝(歴代最多タイ)しているという共通点があります。

 

もしかしたら、フィエールマンもこれらの名馬に肩を並べる日がくるのかも⁉︎

 

まとめ

フィエールマンの連覇は極めて濃厚

なぜなら、

初制覇時が4歳で2番人気以内

という過去に連覇した馬との共通点がある。

※フィエールマンは昨年1番人気で勝利

さらに、4歳に1番人気で勝った馬に限ると、

翌年の勝率は100%

また、年齢に関わらず1番人気で勝利した馬は、

  • 1年以内にG1勝利
  • G1を計3勝以上

という共通点がある。

現在G1を2勝で昨年の天皇賞•春から勝利がない

フィエールマンは今回こそ勝つ番!

 

フィエールマンの枠順は、大外の8枠14番になりました。今年のG1で相性の良い8枠ということでますます楽しみになりました!

 

フィエールマンの連覇に期待しましょう!