【宝塚記念2020】3着内条件を考える-クロノジェネシスかラッキーライラックの馬券内が堅いデータ

こんにちは、むとこうです。

今回は宝塚記念の3着内に入る条件を過去の実績から考えていきます。

※データは阪神競馬場の馬場改修後の2007年以降です。

結論

結論から先に。

今年3着内条件を満たす馬は、

こちらの11頭です。少し多いですね…w

以下、説明していきます。

重賞勝利

過去の3着内に入った馬39頭中38頭に

重賞勝利

がありました。

これが馬券にくる最低限の条件ですね。

唯一の例外は

2018年3着ノーブルマーズ

です。

この馬は前走の目黒記念で2着と実績を残していました。

今年の登録馬の中では

アドマイヤアルバ

アフリカンゴールド

トーセンカンビーナ

の3頭が重賞未勝利馬です。3頭とも前走は馬券外でしたので、ここは例外となる可能性もないでしょう。

同年重賞実績

過去の3着内馬39頭中33頭に

同年重賞3着内

がありました。

また前年12月からに範囲を広げると

39頭中36頭に重賞3着内

がありました。

例外の3頭は

2015年3着ショウナンパンドラ(秋華賞1着)

2010年1着ナカヤマフェスタ(セントライト記念1着)

2008年3着インティライミ(京都大賞典1着)

です。

前年秋(9月〜11月)に重賞勝利がありました。

まとめると、

・前年12月以降に重賞3着内

・前年9〜11月に重賞勝利

のどちらかを全頭が満たしています。

今年の登録馬では

アドマイヤアルバ

アフリカンゴールド

キセキ

ダンビュライト

ペルシアンナイト

ワグネリアン

の6頭がこの条件を満たせませんでした。

キセキ、ワグネリアンはそれなりに人気しそうですが、このデータに引っかかりますね…

前走

前走データで気になるのは3つ。

・過去13回中12回で前走3着内が最低1頭は馬券内

→今年の登録馬では

クロノジェネシス(大阪杯2着)

グローリーヴェイズ(香港ヴァーズ1着)

サートゥルナーリア(金鯱賞1着)

スティッフェリオ(天皇賞•春2着)

トーセンスーリヤ(新潟大賞典1着)

ラッキーライラック(大阪杯1着)

レッドジェニアル(鳴尾記念3着)

の7頭です。

・過去13回中12回で1〜3着の前走が全て異なっていた

日本語がわかりづらいですね…すみませんw

3着内にくる馬の前走が同じではないということです。

例を挙げると、天皇賞•春組は馬券になっても1頭、大阪杯組も馬券になっても1頭、ドバイ組でも1頭といった感じです。

例外は2008年の1回だけです。

この時は金鯱賞組(この時は5月開催)が2頭馬券に絡みました。

ただし、今年はドバイ、香港からの遠征組がいない(※厳密にはグローリーヴェイズはドバイ遠征後にレース中止)ため、今年が再び例外(前走同レースの馬が複数頭3着内)となることは考えられます。

ちなみに、前走別で馬券に絡んだ回数をみると、

天皇賞•春…11回

ヴィクトリアマイル…5回

金鯱賞(〜2011年)…4回(5頭)

鳴尾記念(2012年〜)…4回

ドバイシーマクラシック…3回

目黒記念…3回

となっており、天皇賞•春組が圧倒しています。

大阪杯組は2回ですが、G1昇格後3年で2回絡んでいるので、今後はこちらが主流となっていくかもしれません。

→今年の登録馬では、天皇賞•春組が

キセキ(3番人気6着)

スティッフェリオ(11番人気2着)

ダンビュライト(8番人気9着)

トーセンカンビーナ(7番人気5着)

メイショウテンゲン(10番人気8着)

モズベッロ(5番人気7着)

の6頭です。

大阪杯組が

カデナ(11番人気4着)

クロノジェネシス(4番人気2着)

ブラストワンピース(3番人気7着)

ラッキーライラック(2番人気1着)

ワグネリアン(5番人気5着)

の5頭です。

・過去13回中11回で年内3走目の馬が最低1頭は馬券内(計20頭)

→今年の登録馬では

アドマイヤアルバ

キセキ

クロノジェネシス

ブラストワンピース

ペルシアンナイト

ラッキーライラック

の6頭です。

ちなみに、天皇賞•春組で馬券になった11頭中9頭は年内3走目でした。どちらも満たしているのはキセキだけです。

しかし、キセキは昨年12月以降の重賞3着内、昨年9〜11月の重賞勝利どちらもありません…

なので、今回は天皇賞•春組は軽視でもいいかもしれません…

まとめ

今年3着内条件に当てはまるのは、

特に前走3着内かつ年内3走目となるは、

クロノジェネシス

ラッキーライラック

2頭だけ。

どちらかは馬券内ですかね⁉︎

要注目です！