【安田記念2020】リピーターについて考える-アーモンドアイよりインディチャンプを買うべきデータ
こんにちは、むとこうです。
今回は安田記念におけるリピーターについて考えていきます。
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リピーターの定義
最初にここでいうリピーターの定義は
同一レースで複数回3着内にくること
です。
今年は
アーモンドアイ…昨年3着
インディチャンプ…昨年1着
の2頭が該当します。
過去の安田記念のリピーター
安田記念はリピーターがよくくるレースと言われています。
過去に複数回3着内にきた馬を調べました。
過去、安田記念で複数回3着内にきた馬(2003年以降)
17年間で9頭います。
これを多いと捉えるかどうかは人それぞれですが、言うほど多くはない気も…
ここからわかるのは、
・着順を上げた馬はストロングリターンだけ
(ウオッカは連覇なのでそれを含めても2頭)
→残りの7頭は1回目と同着順か下げている
・3着からのリピーターはスマイルジャックだけ
・グランプリボスのみ2年越しでのリピート
→基本は2年連続、今年は2年越しのリピーターとなる該当馬はなし
・3回以上3着内にきた馬はいない
・リピーターが2頭きたのは2014年だけ
→この時も2年連続のショウナンマイティと2年越しのグランプリボスの2頭だったため、前年3着内の馬が翌年3着内にくるのは1頭のみ
→アーモンドアイとインディチャンプが両方くることはない⁉︎
着順を上げた2頭(ウオッカ含む)は人気も1回目より高かったので、前回より人気してるのがリピーターで着順を上げる最低限の条件です。
・アーモンドアイ…昨年1人気 1.7倍
・インディチャンプ…昨年4人気 19.2倍
それぞれこの人気を上回るかどうかですね。
もちろん「人気を上げる=着順を上げる」となるわけではありません。あくまで最低限の条件です。
過去のリピーターになれなかった馬
17年間で9頭が複数回3着内にきてるというのは、先ほどのデータでわかりました。
では、3着内に入った翌年以降に出走し、馬券外に敗れた馬はどのくらいいるのでしょうか?
過去、リピートできなかった馬
過去17年間で15頭います。
※既にリピーターとなっていた12年のスマイルジャック(8着)と翌年リピートする13年のグランプリボス(10着)は含めてません。
リピーターよりリピーターになれない馬のほうが明らかに多いですね…
ただ、2010年以降では5頭だけです。
近年はリピーターとなってる馬の方が多いので、前年3着内は信頼できそうです。
また、
・前年3着はリピートできない確率が高い
・前年1着でリピートできなかったのは2頭だけ
まとめると、
前年1着馬(1.3.0.2)
前年3着馬(0.0.1.8)
このデータだけ見たとき、
買うべきはアーモンドアイではなくインディチャンプ
となります。
2回目以降で3着内に巻き返した馬
逆に1回目の出走は馬券外でしたが、2回目以降の出走で、3着内に巻き返した馬についても調べてみました。
2回目目以降の出走で巻き返した馬
過去17年間で11頭います。
※グランプリボスは1回目2着、2回目馬券外からの3回目で巻き返しというリピーターの要素も含んでいます。
・3回目以降で巻き返す馬は1回ごとに着順を上げる(リピーターのグランプリボス除く)。
→今年はペルシアンナイト(18年6着、19年10着)が3回目だが、2回目で着順を落としてるため巻き返しは厳しいか…
・11頭中3頭が1着
巻き返して勝利も可能性としてはありますね。
今年は
ケイアイノーテック(19年7着)
ダノンプレミアム(19年16着)
の2頭が巻き返しの対象です。
※ロードクエストも対象でしたが正式に回避となりました。
まとめ
これを信じるならアーモンドアイは馬券外の可能性高いですよね…少なくとも勝ちはないわけで…
ただ、名馬にはデータは関係ないとも言えますからあっさり勝つかもしれませんw
まあ、これを言ってしまうとここまで調べた意味…って感じですがw